白鵬・常陸山式典で奉納土俵入り!角聖・常陸山について!
皆さん!こんにちは。
こちらはモンゴル出身力士
関脇・逸ノ城関を応援して
大相撲を盛り上げていくブログです。
(出典:毎日新聞)
さて本日は第69代横綱・白鵬について
お伝えしてまいります。
白鵬が常陸山生誕140周年記念式典で奉納土俵入り!
昨日、 明治から大正にかけて活躍いたしました
茨城県水戸市出身の大相撲第19代横綱・常陸山谷右衛門
『第19代横綱・常陸山生誕140周年記念式典』
が生誕地(水戸市城東二丁目)に建立された銅像の前で執り行われ
第69代横綱・白鵬関
常陸山は、相撲をスポーツから国技へと昇華させた
「角聖」と評される名横綱です。
では先ず、その時の様子を動画でどうぞ!
(出典:ibarakishimbun1)
集まった約1000人の地元の人たちに囲まれた中で
不知火型の横綱土俵入りを披露しました。
更に式典に先立って生誕地に近い水戸市立城東小学校で
白鵬関と元皇族・伏見博明氏による記
平成の大横綱・白鵬は来年1月の初場所で
単独史上最多の幕内最高優勝33回を目指します。
今回の式典後のレセプションで白鵬関は
「土俵入りを無事、終える
日本や世界の人々に伝えていきたい」(引用:ibarakishimbun1)
と抱負を語
角聖と呼ばれた第19代横綱・常陸山について!
(出典:ウィキペディア)
常陸山 谷右エ門(ひたちやま たにえもん)
1874年1月19日 ~1922年6月19日(享年48歳)
本名は市毛 谷右衛門(いちげ たにえもん)
第19代横綱です。
詳細はウィキペディアなどを参照下さい。
そんな第19代横綱・常陸山 谷右エ門(ひたちやま たにえもん)
を紹介する動画を先ずはどうぞ!!
⇒ 大相撲 名力士・名勝負100年 Part01 (3:50~8:15)
(出典:vamox1100)
1892年(明治25年)6月場所において「御西山」の名で初土俵。
体重146kgは明治時代としては大柄であったそうです。
1894年(明治27年)1月、
出羽ノ海親方の現役時代の四股名を継ぎ「常陸山」に改名。
1895年(明治28年)に出羽ノ海部屋での立場が悪くなる
出来事があり脱走します。
しかし1897(明治30年)年に再び東京相撲に復帰します。
その後は快進撃を続け、
綱取りがかかった1903年(明治36年)5月場所は
9日目に同じく大関・梅ヶ谷との全勝対決となり
これがきっかけとなって相撲が爆発的人気を博します。
(出典:vamox1100)
この対戦で勝利して全勝で4度目の優勝相当成績を挙げた
常陸山の場所後に横綱免許の授与が決まりますが、
常陸山は、敗れはしたが共に健闘して場内を沸かせた
梅ヶ谷の横綱への同時昇進を申請します。
これが受理され第19代横綱・常陸山と
第20代横綱・梅ヶ谷が同時に誕生します。
以降この2横綱の活躍を称して「梅常陸時代」と呼ばれ、
明治時代後期の相撲黄金時代を築きました。
1907年8明治40年)には、現役横綱でありながら
欧米を回るスポーツ外交の旅に出かけます。
(出典:vamox1100)
米国ではルーズベルト大統領と対面し、
ホワイトハウスで横綱土俵入りを披露するなど
大相撲の世界普及に尽力しました。
大相撲の近代化に貢献したことから『角聖』と称えられています。
日に日に高まる相撲熱に応えるため
天候に関係なく興行が行える常設の相撲場建設が始り
1908年(明治42年)6月に本所回向院の境内に完成いたします。
(出典:vamox1100)
建物の名前を『国技館』と名づけた為に
以来大相撲は国技と呼ばれるようになります。
(出典:vamox1100)
1914年(大正3年)6月場所をもって現役引退。
引退後は年寄・出羽ノ海を襲名し、後進の育成や
相撲界の運営に一層大きな役割を果たしていきます。
出羽ノ海親方としてとして3横綱、4大関、その他20余名の幕内力士を輩出し、
小部屋の1つでしかなかった出羽ノ海部屋を、
僅か1代で角界一の大部屋にまで押し上げていきます。
また興行に過ぎなかった大相撲を国技と呼ばれるほどに押し上げるなど
力士の地位向上に多大な功績を残しています。
今年の大相撲全6場所の大入りは計58日間で、
77日間だった1997年以来の多さとなり、
人気回復傾向が顕著となっております。
一方で野球賭博問題や八百長問題の影響で多額の赤字を招いた
相撲協会の財政状況は楽観視できない状況であります。
一部評議員から入場料の値上げの意見も挙がったようですが
せっかくの相撲人気の回復傾向に水を差す様な事は止めましょう。
もっと自浄努力できるところは徹底し
無駄を省いてサービスを向上していけば
必ずまた多くのファンが戻ってきます。
せっかく燈し出した人気回復の火を
消さぬよう『平成の角聖』が現れんことを願ってやみません。