逸ノ城!2015年春場所・中盤取り組みGif・動画まとめ!
皆さん!こんにちは。
こちらはモンゴル遊牧民出身の
西の前頭筆頭・逸ノ城を
応援するブログです。
3月8日から3月22日までの15日間、
大相撲・春場所が大阪府立体育会館で開催されています。
本日より中盤戦にさしかかりましたが
連日の大入り・満員御礼となっております。
序盤戦の取り組みにつきましては
にまとめてありますので参考にして下さい!!
さて気になるニュースが一つ。
遠藤が昨日の松鳳山戦で左ひざを負傷。
勝ち名乗りを土俵上で受けられず、そのまま車椅子で退場しました。
(出典:スポニチ)
検査の結果、左膝の半月板と前十字じん帯を損傷し、全治2カ月の重傷。
本日6日目より休場となりました。
新三役昇進に向けて4連勝と調子が良かっただけに
不運なアクシデントとなりました。
6日目!西の大関 ・琴奨菊戦!
寄り切って逸ノ城の勝ち!
(出典:日本相撲協会)
(出典:Japan trip)
昨日の稀勢の里戦に続き連日の銀星です。
琴奨菊の鋭い踏み込みから万全の体制と思われましたが
土俵際良く残しました。
先場所でしたらあっさり土俵を割っていたところでしょうが
琴奨菊のがぶり寄りを耐え忍びました。
寄りきれなかった琴奨菊には力が残っていませんでした。
この直前の照ノ富士の一番も
土俵際粘りに粘って栃煌山を破り6連勝。
逸ノ城は照ノ富士について聞かれても
ちんぷんかんぷんの受け答えでしたが
相当意識していることは確かでしょう。
これで照ノ富士は新三役で開幕6連勝となり、
東富士以来71年ぶりの快挙。
戦後では史上初の記録です。
横綱・白鵬も危なげなく6連勝。
これで幕内勝利807勝となり、
千代の富士の記録に並んで歴代2位タイとなりました。
また昨年の九州場所以来30連勝。
これで5度目の30連勝以上は大鵬を抜いて歴代1位となりました。
(大鵬:4回、双葉山:2回)
連日記録更新が続きます。
7日目!西の大関 ・豪栄道戦!
寄り切って豪栄道の勝ち!
(出典:日本相撲協会)
今日は豪栄道が上手でしたね。
右は差せても左上手を与えませんでしたね。
胸を合わせないように横にずらして、
常に逸ノ城を揺さぶって最後は寄り切りました。
『右は差せたが左が取れなかった』と
逸ノ城もコメントしているように
豪栄道の術中に嵌ってしまいました。
また東の関脇・照ノ富士は西前頭四枚目 ・栃ノ心を
寄り切りで破って開幕7連勝としました。
これで新三役の開幕7連勝は
1940(昭和15)年5月の夏場所での五ツ嶋(いつつしま)以来、
75年ぶりの大記録です。
横綱・白鵬も新小結・玉鷲を危なげなく上手投げで倒し、
幕内通算勝利数を歴代単独2位となる808勝に伸ばしました。
(1位は魁皇の879勝です)
これにより全勝力士は白鵬・照ノ富士・安美錦の3人となっています。
中日!東前頭筆頭 ・栃煌山戦!
寄り切って栃煌山の勝ち!
(出典:日本相撲協会)
2度仕切り直した後、ひょっとして立ち合い変化?
とも思いましたがここは『変化封印』の公約通り真っ向勝負に行きました。
しかし、昨日の豪栄道戦同様に左上手を取らせて貰えません。
胸を合わせないように横にずらされ揺さぶられて
最後はもろ差しとなって万事休す。
先場所から研究され左上手を取らせて貰えませんが
更に横の動きに対応できない事がはっきりしましたので
これから同じ様な取り口で攻められますね。
そんな相手を凌駕する為にも稽古が大事になってきますが
やっぱり本音は稽古嫌いなんでしょうね。
照ノ富士が伊勢が濱部屋に移ってからは多いときで
『一日70番は稽古している』と言われますが
益々力の差が開いてしまう事が懸念されます。
才能だけでは限界が来てしまいますよ。
初日から勝ちっ放しだった新関脇・照ノ富士が
大関・稀勢の里に寄り切られ土がつきました。
昭和以降初の新三役無傷の8連勝とはなりませんでした。
同じく負けなしだった安美錦も嘉風にはたき込まれて黒星。
これにより中日で早くも勝ちっ放しは横綱・白鵬のみとなりました。
白鵬の中日勝ち越しは37回目で単独トップの記録を更新しました。
一方横綱・日馬富士は栃ノ心にはたき込みで敗れて2敗目。
栃ノ心は嬉しい初金星となりました。
そして日馬富士は横綱在位15場所で18個目の金星配給、
一場所平均1.2個の金星配給ペースは決して良い数字ではありませんね。
勿論、白鵬の横綱在位45場所で9個目の金星配給、
一場所平均0.2個の金星配給ペースは歴代断トツのトップです。
大鵬が1場所平均;0.48個、千代の富士が0.49個、朝青龍が0.59個
北の富士が0.70個、輪島が0.83個、双葉山が0.82個などとなっておりますので
いかに白鵬が平幕力士に対して取りこぼしが無いか分かります。
一方ワースト記録では
栃ノ海が1場所平均;1.94個、男女ノ川が1.83個、若乃花が1.63個
となっています。
9日目!西前頭六枚目 ・魁聖戦!
寄り切って逸ノ城の勝ち!
(出典:日本相撲協会)
西前頭六枚目 ・魁聖との初顔合わせ。
ブラジル出身、体重194kgです。
逸ノ城と併せると体重400kgとなる巨漢同士の力相撲でしたが
1分44秒に及ぶ長い取り組みとなりました。
逸ノ城は『立ち合いの怖さが無い。攻めが遅い』と
指摘されていましたが、下位力士相手に攻めあぐねてましたね。
もろ差しとなる危ない場面もありましたが、
直ぐに巻き返して右四つとなり、そのまま寄り切りました。
だいぶ相手力士に研究されている逸ノ城は
『高校時代に習ったが身につかなかったおっつけをマスターしたい』
と語っていたそうです。
本場所での取り組みでいろんな課題が見えてくるものです。
それを来場所までに修正・克服できて真のプロですから、
確実に身に着けて武器にしていってもらいたいです。
そして新関脇・照ノ富士と兄弟子の安美錦が揃って白星。
一敗で全勝の白鵬を追いかけます。
白鵬は通算の勝ち星も904勝として、若の里を抜いて歴代6位となりました。
連日、記録がついて回ります。
一方日馬富士は2日続けての金星を配給。
西前頭5枚目・豊ノ島は通算4個目の金星を獲得しました。
そのうち3個が日馬富士から奪ったものですから相性がいいでしょうね。
これで1横綱3大関が3敗で並びほぼ優勝が絶望的となる
なんとも淋しい展開となってまいりました。
10日目! 東小結 ・玉鷲戦!
押し出しで逸ノ城の勝ち!
(出典:日本相撲協会)
今日は激しい突っ張りあいになりました。
引かずに最後まで前に出て行ったのがよかったようです。
昨日の魁聖戦でも、
右手で相手の首を抱えて呼び込む悪い癖が出て
もろ差しとなってヒヤとする場面がありませたが
直ぐに巻き変えて下手を取り直しました。
苦しくなると引いてします癖がありますが
今日はいい相撲でした。
200kgオーーバーの逸ノ城ですから
早々に押し負ける事はありませんので思い切って
前に出て行って貰いたいものです。
全勝の横綱・白鵬は危なげない相撲で10連勝。
自身の記録を更新する連続2桁勝利を49場所に伸ばしています。
また1敗の安美錦は徳勝龍に押し倒された際に右膝の古傷を負傷。
5日目の遠藤と同様に車椅子で病院に向いました。
(出典:デイリースポーツ)
これで全勝の白鵬を追いかけるのは1敗の新関脇・照ノ富士のみとなりました。
白鵬との対戦がいつ組まれるのか楽しみです。
昨年の九州場所では土俵下でのダメ押しがあった因縁の二人です。
ひょっとしたら照ノ富士が白鵬の6場所連続優勝を食い止めるかも知れませんね。
そうしたら逸ノ城以上のサプライズ力士となります。
大関陣もこのままで終わることなくかき回して欲しいですね。
明日からの終盤戦が楽しみです!!