白鵬のダメ押しに注文!大鵬に並ぶ幕内32回優勝達成!

 

2014-11-24_161917皆さん!こんにちは。

こちらはモンゴル出身力士

『逸ノ城』『大相撲』

応援して盛り上げるブログです。

今年最後の本場所・大相撲九州場所が

11/9~11/23の日程で福岡国際センターで行われ、

横綱・白鵬が昭和の大横綱・大鵬に並ぶ

歴代最多タイの幕内最高優勝32回を決めて

幕を閉じました。

 

今場所の懸賞総本数が1190本となり、地方場所で過去最高を記録。

東京場所でも今年秋場所に1381本の新記録を樹立しております。

また、今場所の満員御礼は計7度で、

九州場所では10日間大入りだった1997年の『若貴ブーム』以来、

17年ぶりの盛況となるなど相撲ブームの再来となっております。
 

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当ブログの主人公であります

新関脇・逸ノ城は今場所8勝7敗と何とか勝ち越しで終われました。

新関脇で勝ち越したのは2012年秋場所の妙義龍以来で、

新三役・新関脇での勝ち越しは1994年3月場所の

武双山以来20年ぶりとなります。

9月場所のような快進撃とはなりませんでしたが

課題がはきりと見えた点においては大変有意義な場所でした。

 

 

そんな逸ノ城の九州場所の全取り組みについては

2014-11-11_142818

よりご覧頂けます。

 

そして三賞受賞者は、

殊勲賞は 日馬富士・白鵬を破って2つの金星を獲得した高安(2回目)

敢闘賞は、旭天鵬が40歳2カ月での受賞で、

1958年九州場所で技能賞を獲得した若瀬川(元小結)の38歳9カ月を抜き、

最年長三賞受賞(7回目)となりました。

もう一人は、再入幕で11勝の栃ノ心が4回目の受賞です。

技能賞は該当者無しでした。

2014-11-24_182246(出典:時事通信)

そして今場所限りで定年退職しますのが立呼出の秀男(ひでお) でございます。

呼出(よびだし)とは、大相撲での取組の際に力士を呼び上げる

「呼び上げ」や土俵整備から太鼓叩きなど、競技の進行を行う者。

行司と異なり特に受け継がれている名跡はないが、

力士・行司と違い、下の名前しかないことが特徴。

(出典:ウィキペディア)

9階級の役責に分類されている呼出の最高位が立呼出です。

結びの一番の呼び上げを担当いたします。

2008年1月場所より立呼出に昇進しました。

大変な裏方業ですが46年間ご苦労様でした!

(出典:RINDO0403)

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 白鵬のダメ押しに注文!大鵬に並ぶ幕内32回優勝達成!

今場所の白鵬が注目されましたのが2点あります。

一つ目は8日目の照ノ富士戦での土俵下でキツいダメ押し

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映像でも分かりますように女性のお客さんに直撃です。

あわやの大惨事になりかねない危険行為です。

北の湖理事長も

「土俵下はまずいな。お客さんがいるからね。あそこで踏ん張れるくらいじゃないとダメだな」

と注文をつけております。

何度見ても明らかにおかしい行動です。

 

32回目の優勝から来るプレッシャーなのか?

それとも同じモンゴル人力士同士での目に見えない上下関係なのか?

対戦相手の照ノ富士は逸ノ城と同じ飛行機で来日した2つ上のモンゴル人です。

 

逸ノ城と同じ鳥取城北高校に3年生として留学しています。

てそして石鍋監督の自宅上の寮で共に過ごした仲であります。

この照ノ富士も力を付けて来ておりますし

まして翌日対戦した逸ノ城を上手出し投げで倒した後、

「逸ノ城は、まだ長い相撲を取るのは早いのではないかな?」

というわざわざの威圧的コメントを残しています。

 

解説の北の富士さんも千秋楽の照ノ富士×逸ノ城を見て

「来年の九州場所ではこの2人は大関として対戦しているんじゃないのかな」

と意味深な発言をされてましたが

今まで実質一人横綱状態だった白鵬を本気でここまでナーバスにさせてしまう

照ノ富士と逸ノ城に対しての気持ちの現れだったのかも知れません。

 

どちらにしても来年以降白鵬を苦しめる相手になる事間違いありません。

そして白鵬が朝青龍を踏み越えて大横綱になったように

白鵬を踏み台にして次の時代の横綱になる力士が来年~再来年にかけて

現れる予感がしますね。

 

そして、2015年名古屋場所9日目に

関脇・逸ノ城相手に又しても『ダメだし』をやってしまいました。

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白鵬曰く、

「熱いものが出たと思いますけど」

「何て言うのかな。先場所の借りを返した。ケリをつけたって言うのかな」

(引用:スポーツ報知)

と先場所での負けへのお返しの如く、

興奮すると押さえが利かなくなるのは度々のことです。

今回も謝罪の言葉は聞かれないでしょうね。

又しても横綱としての品格が問われそうですね。

 

 

 

そしてもう一点は何と言っても過去最多タイの

幕内最高優勝32回であります。

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(出典:毎日新聞)

「15年前に(体重)62キロの少年が

ここまで来られるとはだれも想像できなかったと思います」

というインタビューで答えていますように

今となっては平成の大横綱・白鵬ですが、

2000年に15歳で来日。

身長175cm、体重68kgと小柄であった為

部屋の引き取り手がありませでした。

逸ノ城!白鵬にいつ追いつけるか?幕下白鵬や輪島・北の湖動画あり!

こちらには三段目・幕下時代の激細

白鵬の映像もありますので参考にして下さい。

 

白鵬の父はモンゴル相撲の大横綱で、

レスリングでモンゴル初の五輪銀メダリストになった国民的英雄です。

逃げ出したら父の顔にドロを塗る事になると

必死で努力してきました。

そんな想いが今回の優勝インタビューの最初に

モンゴルの家族と国民に対してのメッセージに込められていたのでしょう。

国民的英雄の子供として生まれ自分も国家の英雄になれたこの瞬間は

計り知れないプレッシャーをはねのけて掴んだ喜びだったに違いありません。

 

そして

「この国の魂と、相撲の神様が認めてくれたからこの結果があると思います」

と続けます。

「明治時代の初期。大久保利通という武士と明治天皇が

(相撲という)長く続いた伝統文化を守ってくれたそうです。

その中で天皇陛下に感謝したいと思います」

 

日本の国技・相撲ですが元をただせば神事になります。

モンゴル相撲・ブフも由来は神事から来ています。

当然興行としての側面もございますが

「この国の魂と相撲の神様が認めた横綱」

という自覚を持っているならば

 

神聖なる国技の頂点に立つ横綱は常に

その行動・言動においての責任が問われます。

ましてやこれからも優勝回数を更新するのは確実ですから

今後益々最多優横綱としての資質が問われることになります。

 

日本の父として慕っていた大鵬からは

『横綱に昇進した時から引退を考えていた』

『勝てばいいんじゃない。絶対に横綱は、いいかげんなことはしないことだ』

という言葉を贈られているといいます。

 

栃錦×若乃花、柏戸×大鵬、輪島×北の湖、曙×貴乃花

という横綱同士の決戦が相撲の醍醐味でした。

今、客足が戻ってきているのは

白鵬と互角に対戦できる力士が出現するのではという期待からです。

その様な両者互角の勝負が出来る横綱が現れないと相撲の発展はありません。

その時にこの大鵬から贈られた言葉を実践できれば

「この国の魂と相撲の神様が認めた横綱」

になる事が出来ると思います。

 

土俵下で威嚇するのでなくファンは

白鵬×逸ノ城時代の到来を待ち望んでいると思いますよ!

出典:KYODO NEWS 【共同通信社】

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