新関脇・逸ノ城!九州場所全取り組みGifアニメ・動画まとめ!
皆さん!こんにちは。
こちらはモンゴル出身の
新関脇・逸ノ城を
応援するブログです。
本日11月9日から23日までの15日間
九州場所が開幕しました。
初日の今日は満員御礼!
九州場所での初日満員御礼は
実に17年ぶりだそうです。
逸ノ城は場所前のインタビューで
『目標とするのは横綱・白鵬です。
立合いで出て行けるようになりたい。
直ぐにまわし取ることなど学びたいことが多い』
と語っていました。
そんな逸ノ城の九州場所を追いかけます。
初日・日馬富士戦!
寄り切りで日馬富士の勝ち!
立合いの日馬富士のスピードに
全然ついて行けてません。
下から強烈なのど輪を喰らって
上体を起こされそのまま寄り切られました。
逸ノ城は「(立ち合いが)合わなかった」
とコメントしていますが、
解説の北の富士さんは
「合わないのでなく出遅れている。
引っ張る癖が付かないと良いんだが。」
とコメントされています。
更に逸ノ城は
「本当の化け物は普通にできるだろうけど、
自分は人間だから。緊張感とかいろいろある」(引用:日刊スポーツ)
とコメントしています。
(出典:日本相撲協会)
2日目・宝富士戦!
下手投げで逸ノ城の勝ち!
逸ノ城に初日が出ました!
「もともと立ち合いは上手じゃない」
と本人も課題と言っているように
立ち合いは良くありませんでした。
高い上体のまま右肩から当たっていった
逸ノ城は右をさされ、
たまらず左に動きながら、
首に手をかけ相手を抱え込んでしまいます。
流れは良くなかったが、
右下手を取って豪快に投げを打ちました。
自身初となる下手投げでの白星!
逸ノ城「初日が出たのはうれしい。気持ち的にもいい。(今までの白星とは)なんか違いますね」
「まだまだダメっすね。今日の相撲は自分の相撲じゃない」(引用:スポーツ報知)
宝富士「右投げが予想以上に強かった」
解説の元大関・琴欧州は
「左に動いて相手の首を巻く癖を直さないと上位陣には勝てない
立合いでもっと前に出ないといけない」
と語っていました。
北の湖理事長は
「逸ノ城は危なかった。体の大きさで残って、たまたま勝った」
と指摘しています。(引用:日刊ゲンダイ)
(出典:日本相撲協会)
3日目・碧山戦!
幕内最重量199キロの逸ノ城と幕内№2の197キロの碧山。
課題の立合いを修正してきました。
本人も「きのうよりきょうの方が良かった」とコメント。
そして本日注目は「左の張り差し」でした。
新入幕の先場所以降は初めて見せた手です。
「プロに入ってから自分で考えた。あまりやらないようにしているけど、右を差したいからですね」(引用:デイリースポーツ)
それが見事に決まり得意の右四つの体勢に。
その後、右手で相手の頭を押さえながら左上手で豪快に投げました。
得意の頭を巻いての上手投げについては
「前へ出て土俵際で残りながらやるのはいいけど、前へ出ずすぐにやっちゃうのはダメです」(引用:同上)
とコメントしています。
(出典:日本相撲協会)
4日目・豪栄道戦!
寄り切りで豪栄道の勝ち!
逸ノ城は上から狙った左上手を取りきれず。
鋭く踏み込む豪栄道に懐に入られると、
前まわしも引かれて一気に寄り切られた。
逸ノ城「立合いが悪かった。」
「研究された? そうですね」
と言葉少なめ。
まわしを取れない逸ノ城が、
又しても引きながら右手で頭を巻こうとしましたが
このパターンは研究されていますね。
先場所どおりには行きませんね。
あれだけの重量がありながら前に出ないでしょうか?
引かずに前に出て欲しいものです。
このままこの癖を修正できないと上位陣には勝てませんよ。
”豪栄道は初日に日馬富士が逸ノ城を倒した試合を見て
「低く前に攻める相撲に弱いはず」と読み勝ちです。
右手を前に突き出しながら立ったのは、変化を警戒して。
すぐに得意の右差し。
相手が無理やり小手に振ってくるのも織り込み済みだった。
左前みつを浅く引き、腰を下ろした盤石の型で一気に寄る。
つけいる隙を与えなかった。”(引用:産経新聞)
(出典:日本相撲協会)
5日目・豪風戦!
叩き込みで逸ノ城の勝ち!
立合いがかなりナーバスになっているのか
息が合わずに突っかけてしまします。
その後出ては行きますが又離れて
見合ったところを左で巻いて叩き込みです。
逸ノ城「離れたのではたく事になってしまった」
「負けてもいいんで、とりあえず前に出て行ってと思った。前に出て勝ちたかったけど、決まって良かった」(日刊スポーツ)
北の富士さん「引きながら左からの巻きが癖になりつつある。
今後は相撲の内容が問われるね」
こうも連発すると髷掴みの反則取られなければいいですがね。
(出典:日本相撲協会)
6日目は因縁の対決。横綱・鶴竜戦!
初顔合わせだった先場所は注文相撲で敗れ、史上最速の金星配給。
10月の秋巡業の稽古では連日のように「かわいがり」を逸ノ城に行い
帯状疱疹で巡業を休場に追い込んだ相手です。
6日目・鶴竜戦!
寄り切って鶴竜の勝ち!
2分半の及ぶ大相撲となりました。
逸ノ城は「立合いは悪くなかった。左上手が取れなかった
(一度取ったですが切られました)そして足が出なかった。
止まらないでどんどん攻めればよかった」
とコメントしています。
立合いはよく前に出て、右四つ左上手を取りましたので
そのまま寄り切っていれば勝てたかも知れませんが
「横綱がうまかった。強かった」
というように今度は鶴竜が右前ミツを引いて頭をつけ、
相手得意の左上手を許さずに寄り切りです。
しかし逸ノ城も土俵際寄り切られそうでも
力負けせず残りましたので
場数を踏めばもっと強くなるでしょう
今日のように引かずに前に出れば
自ずと勝機が巡ってきますね。
(出典:日本相撲協会)
7日目・勢戦!
上手投げで逸ノ城の勝ち!
先場所敗北を期している相手です。
何度も前回の映像を見返して臨んだと言います。
「先場所は焦って、あわてて、投げにいって負けた。
先場所一番悔しい相撲」と雪辱を誓っていました。
「先場所、自分がこうやって(上手投げで)やられているんで、
上手投げで決めたかった。今日は本当に勝ってやろうと思った」
決まり手は得意の右よつ左上手の体勢から
勢が左を巻き替えようとした瞬間を逃さず、
右手で頭を押さえての上手投げ。
いつものお決まりのパターンです、
これを巷では“逸ノ城スペシャル”と言うそうです。
「立合いで強く踏み込み即座に左の上手を取れたこと」
が勝因と解説の八角親方も言っておられましたように
立合いの修正がされ安易に引かなくなりました。
これで一気に寄りきれるスピードも付くいたら
いよいよ怪物ですね。
(出典:日本相撲協会)
中日・栃煌山戦!
寄り切りで栃煌山の勝ち!
又しても立合いで突っかけしまし
その後の変化は先場所では効果ありましたが
今れはもう通用しませんしやってはいけません。
解説の北の富士さんも
「絶対これはやらないこと。だめです。
この人は魅力がどんどん半減します」
と厳しい口調で苦言を呈していました。
親方衆からも厳しい声が掛かります。
「なんというケチな相撲なんだ」
「ああいう相撲を取っていたのでは、とても綱(横綱)は無理」
「魅力半減だな。育てるという気にならないよ」
「変化して勝っても次につながらない」
「汗もかかずに楽をして勝ったら出世などできない」
(引用:J-CAST)
「思い切り当たっていくつもりだったけど、
土俵の上で変化になっちゃった。
今日の立ち合いはダメだった」
と逸ノ城の談話です。
武双山(現・藤島親方)は現役時代
”生涯変化なし”を貫いたそうです。
安易に目先の勝ちを拾おうとせず、
正々堂々と眞の力士になって欲しいものです。
(出典:日本相撲協会)
9日目・白鵬戦!
上手出し投げで白鵬の勝ち!
速攻の横綱相撲。
「立ち合いが全然駄目。右を差しにいってやられた。上手はもっと前の方が欲しかった。全然駄目」
「まわしの取り方が全然違う。速い。立ち合いをもっと磨いていきたい」(引用:スポニイ)
白鵬が上手すぎです。
思いっきりぶつかってだめだったらしょうがないじゃ無いですか。
気持ちよい負けっぷりです。
白鵬は「逸ノ城は、まだ長い相撲を取るのは早いのではないかな?」
と余裕のコメントです。
(出典:日本相撲協会)
10日目・安美錦戦!
(出典:Japan trip)
押し出しで逸ノ城の勝ち!
西前頭筆頭・安美錦を押し出し5勝5敗として星を五分に戻しました。
「前に出ようと思って、それしか考えなかった」
というように行司も巻き込んで雪崩落ちるように押し出しました。
場所前半は直ぐに引いてしまう場面が多く有りましたが
今回はとにかく前に出ていけていた分不細工ではありますが
今場所一番いい相撲だったと思います。
(出典:日本相撲協会)
11日目・豊響戦!
突き落としで逸ノ城の勝ち!
立合いで激しく豊響に踏み込まれながらも
土俵際踏みとどまって突き落としで
6勝目を挙げた。
「ヒヤッとしたけど、右が入っていたから大丈夫」
腰に大きなシップを貼って出場しましたが
「大丈夫です。でも痛いです。」
とコメントしています。
今場所初めて朝稽古を休んだ。
前日から腰に痛みを感じ、テーピングを施して臨んだ。
「そんなに痛くない。腰が疲れている感じ。
今日、休んだんでいいと思います。遅くまで寝てました」
と明かした。(引用:日刊スポーツ)
場所前充分な稽古が出来てませんから
疲れが溜まって来ているとは思いますが
残り4日気合で頑張って下さい!
そして絶対に勝ち越しましょう。
(出典:日本相撲協会)
12日目・琴将菊戦!
寄り切りで琴将菊の勝ち!
大相撲九州場所12日目の20日、『満員御礼』の垂れ幕が下り、
九州場所の平日では1997年『若貴時代』以来17年ぶりの大入りとなりました。
立ち合いから琴将菊に左の上手を素早く取られて
そのまま攻め込まれて寄り切られ6勝6敗の五分に下げました。
解説北の富士さんからは
「残ると思ったが腰が高いね」
と指摘されています。
(出典:日本相撲協会)
13日目・栃ノ心戦!
寄り切って逸ノ城の勝ち!
7月の名古屋場所千秋楽の十両優勝決定戦以来の対戦です。
十両優勝決定戦は1分近くに及ぶ大相撲を寄り切りで
栃ノ心が勝っています。
幕内では初顔合わせとなった今回の取り組みも
1分に及ぶ力相撲となりました。
何度も寄り切られそうになった逸ノ城ですがよく耐えて
最後は逆に栃ノ心を寄り切って前回の雪辱を果たしています。
(出典:日本相撲協会)
14日目・稀勢の里戦!
叩き込みで逸ノ城の勝ち!
今回はさすがに変化は使えません。
当たって行きましたが右が差せないので
直ぐにいつもの左後ろに下がって頭を巻いての
叩き込みですね。
今場所の勝ち越しを決めました。
決していい内容ではありませんが得意パターンなんでしょうね。
しかし髷掴みの反則を取られないといいですがね。
微妙なところに手が掛かります。
「上位(横綱、大関陣)の人とみんな当たって、
三役での勝ち越しなのでうれしいです」(引用:スポーツ報知)
とコメントしています。
新関脇で勝ち越したのは12年秋場所の妙義龍以来です。
たが今場所も大関陣が総崩れです。
北の湖理事長も
「ダメだね。三役との差は紙一重か、互角」(引用:毎日新聞)
と言ってます様に大関挑戦も近いかも知れませね。
(出典:日本相撲協会)
千秋楽・照ノ富士戦!
寄り切りで照ノ富士の勝ち!
昨日で勝ち越しを決めていた逸ノ城は
本日は同胞のモンゴル出身で同じ鳥取城北高校の先輩
同じ飛行機で来日した照ノ富士です。
2分以上に及ぶ大相撲の結果
輝ノ富士が寄り切りで勝っています。
これで逸ノ城は8勝7敗で勝ち越し!
新関脇で勝ち越したのは2012年秋場所の妙義龍以来で、
新三役・新関脇での勝ち越しは1994年3月場所の
武双山以来20年ぶりだそうです。
しかし本日の一番、
逸ノ城はやり辛かっと思いますよ。
逸ノ城はモンゴル出身とは言っても遊牧民の出身。
ウランバートル出身の力士とは一線を画く一匹狼!
そして本日の相手は気心知れた高校の先輩・輝ノ富士
自身は昨日勝ち越しが決まっていますが
輝ノ富士は今日勝てば勝ち越しが決まります。
更に輝ノ富士は8日目に白鵬から土俵下で
ダメだしを喰らった相手であります。
白鵬はこのダメだしについては口を瞑ったままです。
一説によれば逸ノ城に対する威嚇であったのではとの噂も。
また元横綱・朝青龍の現在来日しているとの噂も聞かれ、
モンゴル人力士の中で、逸ノ城争奪戦が始っているとか?
そんな状況で母国母校の先輩に対して遠慮が働いたのでは?
と思ったのは私だけでありましょうか?
乗り越えるべき壁が多くありますね。
九州場所お疲れ様でした。
そして勝ち越しおめでとうございました。
(出典:日本相撲協会)
逸ノ城関、まずは自信を取り戻し、どう相撲を取ろうなんてあまり考えないで、その類稀な体力を思い切りぶつけて残り10日間を乗り切ってください。手本は今場所の琴奨菊関だと思います。あの思い切った踏み込みの鋭さと圧力です。上手回しを取ることとか十分な形に持っていくとかは二の次で、もっと言えば勝敗の結果も気にせず是非、存分に丸い土俵の上で暴れまわってください。期待しています。