逸ノ城・NHKアスリートの魂に出演!九州場所を振り返る!
皆さん!こんにちは。
関脇・逸ノ城駿を応援し、
大相撲を盛り上げていくブログです。
さて先月の9日~23日の15日間の日程で
開幕しておりました大相撲・九州場所も幕を閉じ
冬巡業も本日6日までとなっております。
後は来年の1月11日より始ります初場所の
番付発表が今月24日に行われます。
注目の我らが逸ノ城は、九州場所において
新関脇で勝ち越したのは2012年秋場所の妙義龍以来、
新三役・新関脇での勝ち越しは1994年3月場所の
武双山以来20年ぶりの記録となりました。
更に過去に入幕2場所目で三役に昇進したのは
いずれも小結でしたが北の富士と大錦の2人だけです。
因みに入幕2場所目で関脇昇進は
今回の逸ノ城が昭和以降初めてでした。
そして入幕2場所目で新三役・小結として臨んだ
大錦は3勝12敗の負け越し、
そして第52代横綱・北の富士でさえも
4勝11敗に終わっています。
そんなジンクスもものともせずに
今回逸ノ城は8勝7敗の勝ち越しで終えていますから
立派です。
ですので現在NHK解説を務めております北の富士さんは
「逸ノ城は2年以内に横綱になれる!」
と仰っておりました。
ご自身の経験から出た重みのあるご意見だと思いました。
NHK『アスリートの魂』より九州場所を振り返る!
以上の内容を12月2日放送の『アスリートの魂』では
”新入幕から2場所目で3役関脇に昇進した逸ノ城
勝ち越せば史上初の快挙です!”
とサラ~と表現していますが、今までの説明を
いとも簡単に表現されてしまいました。
逸ノ城の最大の武器は『左上手』です。
右よつ左上手の体勢から巻き替えて
右手で相手の頭を押さえての上手投げを得意パターンとし、
これを“逸ノ城スペシャル”と言われるようになりました。
初日の相手は横綱・日馬富士 です!
喉輪で攻めら、まわしに触れることも出来ず、
一気に寄り切られます。
この取り口を上位陣は逸ノ城攻略の参考にしたことでしょう。
更に4日目、相手は大関・豪栄道 です!
立合い左上手は豪栄道に弾かれます。
(出典:アスリートの魂)
その後潜り込まれて一気に寄り切られました。
(出典:アスリートの魂)
必死に伸ばした左手でしたが回しには届きませんでした。
豪栄道は初日に日馬富士が逸ノ城を倒した試合を見て
「低く前に攻める相撲に弱いはず」
との読み勝ちでした。
翌日師匠の湊親方から今場所初めて声を掛けられました。
(出典:アスリートの魂)
”低く当たって攻めながら左上手を取れ!”と指導されました。
ここまでの取り組みは2勝2敗ですが
立合いが悪く、上体が高いとしきりに中継でも指摘されていました。
6日目、相手は横綱・鶴竜です!
親方の指導どおり立合い低い体制から攻め込んで行き
横綱から初めて左上手を取ることができました。
しかしその後鶴竜に上手く身体を揺さぶられ
左上手を切られると最後は寄り切られて負けました。
2分半に及ぶ大相撲となりました。
”左上手が取れれば横綱相手でもいい相撲が取れる”
という手ごたえを感じた一番だったようです。
9日目、相手は横綱・白鵬です!
9月場所では優勝を争う大一番で対戦しておりますが
白鵬の回しに触れることなく上手出し投げで敗れています。
白鵬はインタビューで
”上位陣が立ちはだかって強い壁である限り
下の者からまた本物が育って来ると思います”
とコメントしています。立派な考え方です。
是非とも逸ノ城が白鵬を脅かす存在に成長し
『逸鵬時代???』を築いて欲しいものです。
それでは九州場所の取り組みですが
僅か2秒で勝負あり!白鵬の上手出し投げです!
(出典:アスリートの魂)
取り組み後逸ノ城の成長について聞かれると
”左手が回しに触ったことでしょう”
と答えています。また
「逸ノ城は、まだ長い相撲を取るのは早いのではないかな?」
というコメントが続いたといわれています。
この一番で逸ノ城は大きな発見をします。
(出典:アスリートの魂)
そうなんですね。
同じ左上手でも白鵬は前褌(まえみつ)を取ってくるんですね。
一方の逸ノ城は回しの深い所をいつも取りに行ってしまいます。
ですので揺さぶられると回しを切られやすくなります。
13日目、相手はここまで2敗の栃ノ心です!
7月の名古屋場所千秋楽の十両優勝決定戦以来の対戦です。
十両優勝決定戦は1分近くに及ぶ大相撲を寄り切りで
栃ノ心が勝っています。
幕内では初顔合わせとなった今回の取り組みも
1分に及ぶ力相撲となりました。
何度も寄り切られそうになった逸ノ城ですがよく耐えて
最後は逆に栃ノ心を寄り切って前回の雪辱を果たしています。
(出典:アスリートの魂)
その勝因が横綱・白鵬戦で学んだ左の前褌(まえみつ)
を今場所初めて取ることが出来た会心の相撲となりました。
本人も”今日が一番いい相撲だった”とコメントしています。
そして14日目の稀勢の里を叩き込みで倒し勝ち越しを決めました。
”新入幕から2場所目で3役関脇に昇進した逸ノ城が
勝ち越しで場所を終える史上初の快挙となりました!”
今場所負けた相撲がいい勉強になったと言う逸ノ城!
そこからしっかり場所中に修正してくる所がまさに怪物です。
(出典:アスリートの魂)
目指すはただ一つ『最強』の横綱だけであります。
それまで当ブログも全力で応援してまいります!!