逸ノ城・NHKアスリートの魂に出演!九州場所を振り返る!

2014-12-05_143411皆さん!こんにちは。

モンゴル遊牧民出身

関脇・逸ノ城駿を応援し、

大相撲を盛り上げていくブログです。
 

さて先月の9日~23日の15日間の日程で

開幕しておりました大相撲・九州場所も幕を閉じ

冬巡業も本日6日までとなっております。

後は来年の1月11日より始ります初場所の

番付発表が今月24日に行われます。

 

注目の我らが逸ノ城は、九州場所において

新関脇で勝ち越したのは2012年秋場所の妙義龍以来、

新三役・新関脇での勝ち越しは1994年3月場所の

武双山以来20年ぶりの記録となりました。

 

更に過去に入幕2場所目で三役に昇進したのは

いずれも小結でしたが北の富士大錦の2人だけです。

因みに入幕2場所目で関脇昇進は

今回の逸ノ城が昭和以降初めてでした。
 

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そして入幕2場所目で新三役・小結として臨んだ

大錦は3勝12敗の負け越し、

そして第52代横綱・北の富士でさえも

4勝11敗に終わっています。

 

そんなジンクスもものともせずに

今回逸ノ城は8勝7敗の勝ち越しで終えていますから

立派です。

 

ですので現在NHK解説を務めております北の富士さんは

「逸ノ城は2年以内に横綱になれる!」

と仰っておりました。

ご自身の経験から出た重みのあるご意見だと思いました。

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NHK『アスリートの魂』より九州場所を振り返る!

以上の内容を12月2日放送の『アスリートの魂』では

”新入幕から2場所目で3役関脇に昇進した逸ノ城

勝ち越せば史上初の快挙です!”

とサラ~と表現していますが、今までの説明を

いとも簡単に表現されてしまいました。

 

逸ノ城の最大の武器は『左上手』です。

右よつ左上手の体勢から巻き替えて

右手で相手の頭を押さえての上手投げを得意パターンとし、

これを“逸ノ城スペシャル”と言われるようになりました。

 

初日の相手は横綱・日馬富士 です!

喉輪で攻めら、まわしに触れることも出来ず、

一気に寄り切られます。

この取り口を上位陣は逸ノ城攻略の参考にしたことでしょう。

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更に4日目、相手は大関・豪栄道 です!

 

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立合い左上手は豪栄道に弾かれます。

2014-12-06_174002(出典:アスリートの魂)

その後潜り込まれて一気に寄り切られました。

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(出典:アスリートの魂)

必死に伸ばした左手でしたが回しには届きませんでした。

豪栄道は初日に日馬富士が逸ノ城を倒した試合を見て

「低く前に攻める相撲に弱いはず」

との読み勝ちでした。

 

翌日師匠の湊親方から今場所初めて声を掛けられました。

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(出典:アスリートの魂)

 

”低く当たって攻めながら左上手を取れ!”と指導されました。

ここまでの取り組みは2勝2敗ですが

立合いが悪く、上体が高いとしきりに中継でも指摘されていました。

 

6日目、相手は横綱・鶴竜です!

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親方の指導どおり立合い低い体制から攻め込んで行き

横綱から初めて左上手を取ることができました。

 

しかしその後鶴竜に上手く身体を揺さぶられ

左上手を切られると最後は寄り切られて負けました。

2分半に及ぶ大相撲となりました。

”左上手が取れれば横綱相手でもいい相撲が取れる”

という手ごたえを感じた一番だったようです。

 

9日目、相手は横綱・白鵬です!

9月場所では優勝を争う大一番で対戦しておりますが

白鵬の回しに触れることなく上手出し投げで敗れています。

 

 

白鵬はインタビューで

”上位陣が立ちはだかって強い壁である限り

下の者からまた本物が育って来ると思います”

とコメントしています。立派な考え方です。

是非とも逸ノ城が白鵬を脅かす存在に成長し

『逸鵬時代???』を築いて欲しいものです。

 

それでは九州場所の取り組みですが

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僅か2秒で勝負あり!白鵬の上手出し投げです!

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(出典:アスリートの魂)

取り組み後逸ノ城の成長について聞かれると

左手が回しに触ったことでしょう

と答えています。また

「逸ノ城は、まだ長い相撲を取るのは早いのではないかな?」

というコメントが続いたといわれています。

 

この一番で逸ノ城は大きな発見をします。

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(出典:アスリートの魂)

そうなんですね。

同じ左上手でも白鵬は前褌(まえみつ)を取ってくるんですね。

一方の逸ノ城は回しの深い所をいつも取りに行ってしまいます。

ですので揺さぶられると回しを切られやすくなります。

 

13日目、相手はここまで2敗の栃ノ心です!

 

7月の名古屋場所千秋楽の十両優勝決定戦以来の対戦です。

十両優勝決定戦は1分近くに及ぶ大相撲を寄り切りで

栃ノ心が勝っています。

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幕内では初顔合わせとなった今回の取り組みも

1分に及ぶ力相撲となりました。

何度も寄り切られそうになった逸ノ城ですがよく耐えて

最後は逆に栃ノ心を寄り切って前回の雪辱を果たしています。

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(出典:アスリートの魂)

その勝因が横綱・白鵬戦で学んだ左の前褌(まえみつ)

を今場所初めて取ることが出来た会心の相撲となりました。

本人も”今日が一番いい相撲だった”とコメントしています。

 

 

そして14日目の稀勢の里を叩き込みで倒し勝ち越しを決めました。

”新入幕から2場所目で3役関脇に昇進した逸ノ城が

勝ち越しで場所を終える史上初の快挙となりました!”

 

今場所負けた相撲がいい勉強になったと言う逸ノ城!

そこからしっかり場所中に修正してくる所がまさに怪物です。

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(出典:アスリートの魂)

目指すはただ一つ『最強』の横綱だけであります。

それまで当ブログも全力で応援してまいります!!

 

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