逸ノ城・関脇昇進パーティー開催!過去最速大関昇進・豊山について!
皆さん!こんにちは。
こちらのブログでモンゴル出身力士
関脇・逸ノ城駿を応援して、
共に大相撲を盛り上げて行きましょう!
(出典:スポニチ)
逸ノ城の『関脇昇進を祝う会』を開催!
今月13日東京都内で大相撲・逸ノ城(湊部屋)の
『関脇昇進を祝う会』(パーティー)が開催されました。
当初は幕内昇進を祝う会の予定で有りましたが
予想以上に出世が早く、急きょ『関脇昇進を祝う会』
となったそうです。
横綱・鶴竜など300人あまりが出席して、
幕下付け出しデビューから所要5場所での
昭和以降最速の関脇昇進を祝いました。
これまでの逸ノ城の記録をおさらいしておきますと
9月場所までは
- 新入幕力士で2人の大関(稀勢の里・豪栄道)に連勝は昭和以降初めて。
- 横綱・鶴竜を破り、新入幕金星は41年前の大錦以来。
- 初土俵から5場所目での大関戦勝利及び横綱戦勝利は史上最速。
- 新入幕力士が横綱と二人の大関を倒したのは史上初である。
- 新入幕でのダブル受賞(殊勲賞・敢闘賞)は2000年5月場所の栃乃花(敢闘、技能)以来。
- 幕下付け出しデビューから所要5場所での初受賞は雅山と並び最速。
- 新入幕で13勝をあげるのは最多タイ記録(1964年1月場所の北の冨士、1967年3月場所の陸奥嵐に並ぶ3人目)
となっておりまして更に九州場所では
- 幕下付け出しデビューから所要5場所での新三役は、昭和以降最速。
- 新入幕翌場所の新関脇は昭和以降初めて。
- 十両の翌々場所で新関脇は、2001年1月場所の琴光喜以来昭和以降2人目。
- 新関脇で勝ち越したのは2012年秋場所の妙義龍以来、
- 新三役・新関脇での勝ち越しは1994年3月場所の 武双山 以来20年ぶりの記録。
- 入幕2場所目で関脇昇進し勝ち越したのは史上初。(アスリートの魂より)
という具合の新記録を次々に樹立した1年となりました。
そんな逸ノ城の来年の抱負は
「もう一段、上に上がれるように頑張っていきたい」
と大関昇進を誓いました。
今年の漢字を聞かれると逸ノ城は『逸』
湊親方は『驚』を挙げました。
「自分のしこ名で、逸材の逸。大好きです」
「初めてのことばかりで驚いている。
来年は大関に上がれたらいい」(引用:産経新聞)
と説明をしています。
更に湊親方は15日から遠藤のいる追手風部屋へ出稽古させる方針を
発表しました。そして、24日の番付発表後から年明けには
「白鵬のいるところに行かせたい」(引用:スポニチ)
と宮城野部屋への出稽古プランも発表しています。
これには私も大賛成です。
常々横綱を目指すなら横綱のいる部屋に
出稽古に赴かないといけないと申してまいりました。
2年後には『逸鵬時代???』が来ると確信している
一ファンとしてはドンドン白鵬の胸を借りるべきだと
考えております。
過去最速大関昇進・豊山について!
さて来年は史上最速の大関昇進の期待がかかる
逸ノ城でありますがこれまでの
過去最速の大関昇進の記録は
幕下付け出しデビューから所要12場所での
大関昇進を果たした豊山と雅山です。
更に新入幕から数えて最短の大関昇進は
大鵬:6場所 豊山:7場所
新三役昇進から最短の大関昇進は
大鵬・雅山:3場所、佐田の山:4場所
そして新関脇昇進から最短の大関昇進は
大鵬・豊山・北の湖・千代の富士・若ノ花・
雅山・琴欧州:2場所
となっております。
ただ現実的には7月場所・9月場所終了時点
デビューから所要10~11場所位で
大関昇進を決めてくれるのではないでしょうか?
そうすれば又新たな記録更新となりますね。
(出典:相撲レファレンス)
豊山 勝男(ゆたかやま かつお)
1937年8月18日 生まれ。
新潟県新発田市出身で時津風部屋所属の元大関。
本名は、内田勝男(うちだ かつお)。
詳細はウィキペディアなどを参照ください。
母子家庭に育ち、苦学しながら文武両道に励みます。
東京農業大に進学して4年次には学生横綱となります。
その実績が認められて1961年3月場所に幕下10枚目格付出で
初土俵を踏みます。
その時の様子を紹介する映像です。(2:37頃~)
(出典:rinko1974)
新入幕から所要7場所で新三役・小結に昇進しますが
これは逸ノ城(所要5場所)が出現するまで
昭和以降、武双山と共に最速記録でした。
1963年3月場所には大学卒の力士として初めて大関に昇進し、
『インテリ大関』と呼ばれたそうです。
幕下付け出しデビューから所要12場所での
大関昇進となり雅山と並んでの最速記録となっています。
早い時期に横綱になり大鵬との
「“鵬豊時代”到来か」と期待されましたが、
結局幕内最高優勝はなく、
引退まで大関の地位を守りました。
大関在位は34場所
(大関在位数当時歴代1位、現在歴代9位)
なっています。
突っ張りが得意で当時やはり突っ張り得意な
佐田の山 との取り組みは人気を博しました。
1965年初場所千秋楽で共に大関として臨ん一番は
激しい突っ張りあいとなりましたが
佐田の山 が勝って優勝を決めて
そのまま第50代横綱に昇進しています。
(出典:SumoParis)
逸ノ城については来場所先ずは2桁勝利を目指して
精進してほしいものです。