逸ノ城wiki!モンゴル遊牧民出身!その過酷な生活とは?
本日より『逸ノ城大相撲ファンブログ』を始めさせて頂きます。
こちらでは今後の活躍が大いに期待されます逸ノ城関と
大相撲について思いつくまま記事にして更新していきます。
皆さんも一緒に応援いたしましょう!
逸ノ城のプロフィール紹介!
それでは先ず始めに、「モンスター」の異名を持つ
逸ノ城のプロフィールからご紹介します。
(出典:日本相撲協会)
逸ノ城 駿(いちのじょう たかし)
本名は、アルタンホヤグ・イチンノロブ
逸ノ城 という四股名は
この本名イチンノロブと逸材を掛けて、
出身校の鳥取城北高校から「城」の字をとって、
付けられたと言われます。
1993年(平成5年)4月7日生まれで現在21歳です。
出身はモンゴル国アルハンガイ県バットツェンゲル郡です。
モンゴル力士初の遊牧民出身力士です。
モンゴル国
モンゴル国(モンゴルこく、モンゴル語: Монгол Улс)、
通称モンゴルは、東アジア北部に位置する国家。
東と南を中華人民共和国(中国)・内モンゴル自治区と、
西を中国・新疆ウイグル自治区と、
北をロシア連邦とそれぞれ接する内陸国。
首都はウランバートル。
モンゴル民族の居住地域であるモンゴル高原のうち、
清国支配下において中国語で外蒙古(がいもうこ、そともうこ)と呼ばれたゴビ砂漠以北の一帯にほぼ該当する領域を国土とする。
これに対し、南部の一帯が内蒙古で、現在は中国領とされており、
「蒙古族」(中国国籍のモンゴル人)のための「民族区域自治」単位として内モンゴル自治区等が置かれる事で実効支配されている。
( 出典:ウィキペディア)
国土面積は、1,565,000km2 で世界第18位。
人口は2008年の統計で、2,871,000人となっており、世界第135位です。
ですから人口密度は2人/km2となり、
何と東京ドームの広さに10人弱の人数しか住んでいない計算です。
ウィキペディアでも説明が有りましたよう、
モンゴル地方の内、南部の内蒙古地域が
現在中国の領土となっており、
ゴビ砂漠以北の外蒙古と呼ばれる地域が、
現在のモンゴル国となっております。
地形を見てみますと、
西には標高4,300mのアルタイ山脈と標高3,500mのハンガイ山脈がそびえ、
東には1,000 – 1,500mの高原が広がり北東には針葉樹林が広がる。
あとの国土は高山砂漠とステップの植生が南の海抜平均1,000mのゴビ砂漠まで続いている。
国土の5分の4を占める草原ステップは牧草地に使用されている。
( 出典:ウィキペディア)
国土の殆どが草原となっておりこの豊かな自然を生かして、
放牧による畜産業が主な産業となっています。
しかし近年国土の砂漠化が急速に進み、
牧草地帯の消滅が深刻な問題になっています。
アルハンガイ県
モンゴルの首都ウランバートから西へ400キロ程離れた牧草地帯で、
モンゴル国中央部、ハンガイ山脈の北側に位置し、
平均海抜は2000メートルを超ています。
首都ウランバートから車で10時間はかかるそうです。
アルハンガイ県は酪農製品が盛んで、
モンゴル国で最も美しい地域であるそうです。
そして逸ノ城の出身集落がありますのが
バットツェンゲル村です。
5代前の先祖・ワンダンは有名なモンゴル相撲(ハルハ・ブフ)の
王者だったそうです。(集落の入り口の銅像あり)
逸ノ城はその由緒正しきモンゴル横綱の
子孫だそうです。血は争えませんね!
(出典:ウチくる!?)
モンゴル相撲(ブフ)についての詳しい説明は
逸ノ城(いちのじょう)もやっていたモンゴル相撲・ブフとはどんな競技?
を参考にして下さい。
遊牧民出身!
遊牧民とは一ヶ所に定住することなく、
移動しながら放牧(遊牧)を生業としています。
一家族ないし数家族からなる小規模な拡大家族単位で、
羊、ヤギ、馬、牛などの家畜の群れを率いて、
家畜が牧草地の草を食べ尽くさないように、
定期的に別の場所へと移動を行う生活です。
逸ノ城の家族は、
一年で4回、決まった場所を
移動しながら生活したそうです。
そして住居は移動式のテントのような住居で、
ゲル
と言います。
逸ノ城をこのゲルで生活し、育ちました。
そして当時は馬の生乳(馬乳酒)を毎日2ℓ飲み、
羊の肉(羊肉の塩茄)を食べて育ったそうです。
「ヒツジを狙ったオオカミがやって来たときなど、
夜中に起きなければならなかったのが大変だった。
でも馬に乗って走ることとか、楽しかった」
と語っています。(出典:MSN産経フォト)
逸ノ城が子供の時に父親が捕られた狼の足の骨で作った
お守りを日本出発の際に渡されて、それを心の支えにしております。
(出典:アスリートの魂)
11月2日放送の「ウチくる!?」では
おじのムンフゾルさんが逸ノ城の幼少期の逸話を語ってます。
山に水を汲みに行くのが日課だったそうですが
400ℓのバケツを台車に載せて運ぶのですが
逸ノ城はその台車を2台つなげて一度に運んだそうです。
ただ遊園地では
アトラクションに乗れなかったそうです。
子供の時からずば抜けて大きかったそうです。
身長:192cm
体重:199kg
太もも:92cm 97cm(2014/10/30)
という恵まれた身体はこの大自然での生活によって、
育まれたもののようです。
12月2日放送「「アスリートの魂」では
逸ノ城の父親・アルタンホヤグ(46歳)さんが
幼少時の逸ノ城について語っています。
(出典:アスリートの魂)
小さい頃から馬を乗りこなし
足のふくらはぎや太ももの筋肉が鍛えられたんだといいます。
(出典:アスリートの魂)
重さ5kgの斧を使っての蒔き割りも
逸ノ城の日課であったそうです。
(出典:アスリートの魂)
約1km離れた水汲み場から毎日40kgの水を運ぶのが
逸ノ城の仕事でありました。
(ここは「ウチ来る!?」と少し表現が異なります)
モンゴル出身力士のほとんどは
首都ウランバートル出身の
医者や大学教授、軍人やオリンピック選手
等の親を持つ裕福な家庭育ちが殆どです。
モンゴルの遊牧民の生活がどれほど
大変で過酷なものか分かっていただけたでしょうか。
遊牧民出身初の大相撲力士が逸ノ城です。
家族は?
今尚ゲルでの生活を続けているそうです。
30頭の牛と400頭の羊を放牧しております。
ご家族が生活されているゲルの様子です。
しっかりと相撲中継を観戦しています。
最近ではソーラーパネルで発電して、
巨大パラボラアンテナで電波を拾う
最新設備のゲルがあるそうです。
こちらが逸ノ城の実家の写真↓↓↓です。
(出典:おじゃマップ)
しっかりソーラーパネルと、
巨大パラボラアンテナ完備です。
これでいつも逸ノ城の活躍を
観戦しているそうです。
試合後、逸ノ城が負けたりすると
励ましの電話を直ぐに入れるそうです。
(出典:アスリートの魂)
家族は5人です。
そして父親のアルタンホヤグ(46歳)さん。
(出典:FNNnewsCH)
逸ノ城の優勝を確信しているようです。
続いて母親のボロルトヤー(43歳)さん。
(出典:FNNnewsCH)
やはり母親らしく生活面を気にされています。
”親方、女将さんのいう事をよく聞くように”
と話しているのが印象的です。
そして最後は妹のツェンドラムさん。
(出典:FNNnewsCH)
何と逸ノ城にそっくりではないですか。
(出典:おじゃマップ)
そして14歳の弟・ムンフドンジさんです。
ムンフドンジさんは現在村の学校に通うため
親元離れて親戚の家に住んでいます。
この様子はFNNnewsCHより視聴できます(画像クリック↓↓↓↓)
逸ノ城だけでない
横綱・白鵬、日馬富士、鶴竜などのモンゴル出身力士については、
にまとめてありますので参考にして下さい。
また逸ノ城の生い立ちから現在までを
にまとめてあります。
併せてどうぞお読み下さい!
7日目稀勢の里戦。残念だったね、少し土俵が狭かった。もう少し広かったら勝機は十分あったと思います。だから今日の黒星は気にしないでください。今場所は、前に前に出る相撲がとても素晴らしい。6日目の栃煌山戦がそれを十分物語っています。対戦相手はすべてあなたの持つ圧力を畏れて相撲をとろうとします。だから迷うことなく、踏み込んで、落ち着いて安定した形に持ち込み勝負をつけるよう相撲を楽しんでとってくださいね。
毎日TVを楽しみに観ています。