鶴竜・注文相撲に横綱失格の声!優勝無しの重圧とは?

2014-11-30_150325皆さん!こんにちは。

このブログはモンゴル遊牧民出身力士

逸ノ城を応援して、大相撲

皆さんと共に盛り上げていきます。

さて今年最後の本場所・九州場所 が終わりまして

冬巡業が本日より12/6までのスケジュールで

始まっております。

 

九州場所では横綱・白鵬が昭和の大横綱・大鵬に並ぶ

幕内最高優勝32回を達成いたしました。

 

こちらで応援しております新関脇・逸ノ城

8勝7敗と辛くも勝ち越しています。

今場所を通じて立合いが弱い、上体が高い、

取り口がワンパターンなど様々な課題が

はっきりとした意味ある場所だった様に思います。
 

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これから益々精進して

白鵬も朝青龍の胸を借りて強くなった様に

積極的に出稽古に赴き強くなって欲しいものです。

 

来年は大関、再来年には横綱になってくれる信じています。

そして逸ノ城と共に白鵬を脅かす存在になると

考えられますのが

 

同じく関脇の碧山 (ブルガリア出身)

今場所帰り入幕で11勝を上げ敢闘賞を獲得した

栃ノ心 (グルジア出身)

そして逸ノ城の母校・鳥取城北高校の2年先輩で

同じモンゴル出身の 照ノ富士 ではないでしょうか。

 

思えば全て外国人力士です。

日本人力士の健闘を心から願っております。

 

さてそんな中、先場所白鵬と最後まで

優勝争いを演じた 鶴竜に対して

とても厳しい声が聞こえてまいります。

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鶴竜の注文相撲(立合い変化)に横綱失格の声!

それは以前にも

 逸ノ城に続き鶴竜も変化!栃ノ心の快進撃を止められるか?

で少し触れましたが

九州場所は代71代横綱・鶴竜にとってとても大事な場所でした。

 

横綱になってから4場所目となる九州場所は

横綱として幕内最高優勝がまだ無く、

このまま行くと進退が問われる大事な場所です。

是が非でも優勝が欲しいところで有りました。

 

白鵬が珍しく6日目に平幕・高安に敗れて黒星。

これにより白鵬は

連続場所金星無配給記録が10で止まり

在位44場所で通算9個目の金星配給となり

昭和以降最長だった平幕への連勝は82で止まりました。

 

これによって無敗の鶴竜にとっては千載一遇のチャンスとなりました。

何とか無敗のままで千秋楽・白鵬戦まで行きたったのですが

11日目に大関・稀勢の里に押し出しで破れ黒星を喫して

1敗で白鵬と並んだ12日目に事件が起きました。

 

対する相手は大関・豪栄道 です。

「勝ちたい気持ちが強すぎた。

自分がそういう気持ちに勝てなかった」

と本人が振り返っていますように

立合い変化(注文相撲)からの叩き込み!

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これにはさすがに九州の大入りにお客さんからも

『横綱やろ!』『そんな相撲でエエんか?』

という野次が飛びました。

 

しかし問題なのはこの鶴竜、

ここだけの事ではありませんでした。

横綱に上がって初場所となります5月場所8日目。

相手は全敗の平幕・宝富士に対して

やはり注文相撲(立合い変化)で勝っています。

 

これも前日の千代鳳に敗れて2敗目を喫しての対戦でした。

ここでも

「勝ちたい。勝たなきゃいけない」

という思いが先行したしたそうです。

 

今回と全く同じ状況です。

そして館内は当然の大ブーイングでした。

北の湖理事長も「癖にならなきゃいいけれど」

と心配しておりましたがやっぱり今回も

やらかしてしまった感じです。

 

極めて真面目な性格ですから

どうしても勝ちたい思いが先行して

萎縮してしまうのでしょうが

横綱ですから『横綱相撲』を取らないといけません。

 

それでいて9月場所では逸ノ城の変化に屈して

金星を配給したさいに

「さすがにちょっとキレました」

とコメントしている意味が理解できません。

 

そして秋巡業での連日鶴竜の逸ノ城に対する

『かわいがり』 が続いてストレスから

帯状疱疹 を患い入院したのは皆さんご存知と思います。

 

果たして鶴竜に横綱としての力量と品格が備わっているのか

甚だ疑問になってきました。

 

横綱として幕内最高優勝が無いという重圧とは?

鶴竜は第71代横綱です。

鶴竜以前の70人の横綱の内で

横綱になってから幕内最高優勝が無いのは3人だけです。

 

第39代横綱・前田山(1947年11月-1949年10月)

第60代横綱・双羽黒(1986年9月-1987年11月)

第66代横綱・若乃花(1998年7月-2000年3月)

 

期間は横綱在位期間であります。

どれも短命で前田山が6場所、

双羽黒は8場所、若乃花は11場所で

引退しております。

 

引退の要因は様々ではありますが

優勝しないのに横綱の座に居座ることは出来ません。

横綱とは、

大相撲の力士番付における最高位の称号である。

現行制度では横綱に降格はなく、現役引退によってのみその地位から降りる。

従って、横綱になる力士はその地位にふさわしい品格と抜群の力量を要求される。

現在の大相撲においては、横綱は、全ての力士を代表する存在であると同時に、

神の依り代であることの証とされている。

それ故、横綱土俵入りは、病気・故障等の場合を除き、現役横綱の義務である。

(出典:ウィキペディア)

 

昭和の大横綱・大鵬は

いつも“引退”のことを考えていたといわれます。

引き際の美学ですが

『横砂相撲』を取れない横綱に果たして

引き際の美学という意味が分かるのか疑問ですが

どちらにしても来年が正念場となりそうです。

来年1場所も勝てなければ横綱在位10場所で

優勝なしとなってしまいます。

 

過去優勝なし横綱の最長在位期間は

若乃花の11場所であった事を考えますと

来年が相撲人生の正念場となりそうです。

 

下からも逸ノ城・照ノ富士・碧山・栃ノ心なども上がってきます。

そんなプレッシャーを跳ね除けて

横綱としての初優勝を果たして貰いたです。

頑張って下さい。応援しております!!!

 

そして、2015年秋場所において遂に

横綱として初となるの悲願の幕内最高優勝を果しました!

日馬富士休場で始った本場所は

3日目から膝の故障で白鵬の休場するという事態となりました。

一人横綱となった鶴竜は俄然有利な立場に立ちましたが

その前に立ちはだかったのが大関・照ノ富士でした。

10日目を終えた時点で大関・照ノ富士が全勝、

横綱・鶴竜は2敗に後退してしまい後が無くなった

11日目の関脇 ・栃煌山戦でまさかの立合い変化を見せます。

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その後、13日目で照ノ富士が膝を負傷するアクシデントがあり

2敗まで後退し、星の数で鶴竜に並びます。

そして、こうなると賜杯の行方は

2敗の横綱・鶴竜と3敗の大関・稀勢の里に移りました。

 

横綱として悲願の初優勝を果たしたい鶴竜と

自身初であり日本出身力士の9年ぶりの優勝となる稀勢の里の

真っ向勝負を満員札止めの観客も期待していたと思いますが

14日目両者の直接対決にはがっかりさせられました。

 

又しても鶴竜が右に飛んで変化を見せます。

立合い不成立で取り直しとなりましたが

今度は左に飛んで2度も変化を見せましたwwww

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今場所で横綱在位9場所となる鶴竜も

そろそろ進退が問われる時期となっておりますだけに

白鵬、日馬富士不在の今場所が千載一遇のチャンスであり

「チャンスを逃したくない。勝ちたい気持ちが出た」

とコメントしておりますように

その必死さが伝わって来ます。

 

しかし、そもそも白鵬と日馬富士が不在でないと優勝が狙えず、

尚且つ優勝を争う相手に立合い変化でないと勝てないと

思っているなら、やはり横綱の器では無いですね。

 

皆、高い入場料を払って格闘技を観に来ているのですから

結びの一番でしかも優勝を占う大事な取り組みに

真っ向勝負を観れないのあれば”金返せ”になりますよね。

このような相撲内容ですと興行的には大ダメージの様に思われます。

 

変化は喰われる方が悪いとは言いますが

白鵬だったらやりませんですね。

ここが格の違いなのかも知れません。

これで今場所鶴竜に優勝が転がり込んでは来ましたが

後味の悪い場所となりました。

これで一旦は肩の荷が下りた訳ですから

来場所からは横綱らしい正々堂々と真っ向勝負をして欲しいものです。

 

少なくとも以前に変化を喰らって不満を漏らし、

その後の巡業でひつように”かわいがり”をした

逸ノ城は既に変化を封印しています。

逸ノ城かわいがりの原因は?動画・鶴竜戦 稀勢の里戦より検証!

 

ここは一つ勝ち方も横綱らしくして欲しいと注文したいです!
モンゴル人力士まとめ!2014-10-07_190246

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